頭と尻尾はくれてやる!

iOSアプリなどの開発日記です


アプリのリジェクト時に添付されてるipsファイルを読み解く

macOSアプリ「AppPreview Editor」をリリースしました
↑この続きです。Invalid Binaryが出なくなて審査に入ってくれたのですが、別件でリジェクトされました。
Guideline 2.1 - Performanceでアウト、アプリ起動時に落ちるよ!というなんとも悲しい内容でした。
このような場合、crash reportから原因を調べる必要があります。

symbolicateしてcrash logからどこでcrashしたか調べる
↑以前はこのようにして調べていたのですが、なぜかdSYMファイルへのリンクがない、、、そして審査担当者からのメッセージ(App Store Connect内)の下の方にxxx.ipsというファイルが添付されてる。

え?これでどうすんの?と困っていろいろ調べたり試行錯誤したのですが、結果から言うと
inket/MacSymbolicator: Symbolicating macOS/iOS crash reports, easily.
↑このMacSymbolicatorという神アプリを使いました。
これを起動して添付されてたipsファイルをドラッグ&ドロップし、symbolizeするだけ。
これで普段見るエラーメッセージのようなのが表示されます。つまり、どこで、何が原因で落ちたか、というのが推測できます。
以前のようにターミナルから呪文を唱える必要はありません。ほんと、神アプリです。

ちなみに、どこで落ちてるのかを調べてたところ、起動時にアプリ内課金用の商品データを読み込むのがうまくいっていないことがわかったのはいいのですが、当方の環境ではクラッシュは再現しません、、、仕方ないので商品のIDを変更(App Store Connectもアプリも)して申請したところ、起動時に落ちてリジェクト、というのはなくなりました。



なお、dSYMじゃなくてipsになっているのかは仕様変更なのか、iOSとmacOSの違いなのかは私は知りません。
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